株式会社ワールド機能性原料研究所

機能性素材、原料の研究・開発・販売。人々の健康と美に貢献することを理念に世界の先端を走る企業を目指しています。

独自原料

MAI-BIOエキス

弊社が開発した乳酸菌、納豆菌、酵母菌共棲発酵培養物「MAI-BIOエキス」とは、乳酸菌(Lactobacillus paracasei)、納豆菌(Bacillus subtilis)と、酵母菌(Saccharomyces cerevisiae)および(Pichia membranifaciens)を共棲培養して得られる免疫賦活物質のことです。

培養物を加熱不活化し様々な形で利用します。サプリメントの製造はもちろんのこと、観葉植物の肥料や金魚や熱帯魚のエサ、ペットフードなどの製造、そして化粧品などの製造原料としてもご利用いただいております。

原末成分濃度は6倍まで可能

原末成分濃度は用途に合わせ6倍濃縮まで可能です。

原末濃縮倍率とは

培養液を加熱滅菌後、デキストリンと混合して噴霧乾燥しております。濃縮倍率は、培養液とデキストリンとの混合比率で表します。

  • 1倍濃縮原末:培養液1L+デキストリン1kg →噴霧乾燥粉末1kg
  • 6倍濃縮原末:培養液6L+デキストリン1kg →噴霧乾燥粉末1kg
(一般事項)
製品名 MAI-BIOエキス原末
一般名 米ぬか発酵エキス、乳酸菌生産物質
表示名(推奨) 乳酸菌・納豆菌・酵母菌の共棲発酵産物
原末処方基準量 「MAI-BIOエキス原末」の標準給与量は、一日当り体重の30万分の1~36万分の1量になります。
(体重60㎏の場合、200㎎~170㎎)
包装仕様 1kg アルミ袋、10kg ポリエチレン
賞味期限 製造日より2年間(未開封の場合)
保存方法 室温で保存。開封後は湿気のない直射日光のあたらない場所で保存。
(品質規格)
項 目 規 格 試験方法
色 調 淡灰色~淡褐色 約5グラムを白色の紙の上で平らに広げて観察
香 味 わずかに特有な臭気 約5グラムをガラス瓶に入れ栓をし、放置後開栓し直後の臭気を調査
性 状 粉末 約5グラムを白色の紙の上で平らに広げて観察
外 観 可視的異物を認めない 約5グラムを白色の紙の上で平らに広げて観察
水 分 5%以下 常圧加熱乾燥法
砒 素
(As2O3として)
5ppm以下 原子吸光光度法
重金属
(Pbとして)
5ppm以下 硫化ナトリウム比色法
一般生菌数 100個/g以下 標準寒天平板法
大腸菌群 陰性 LB培地接種法

MAI-BIOエキスのさまざまな効果の検証

1. マウス免疫機能の促進効果

MAI-BIOエキスが免疫促進能を有するか否かを確認するため、マウスの脾臓細胞浮遊液に濃度の異なるMAI-BIOエキスを加えて72時間培養し、リンパ球増殖の程度を調べ免疫機能の促進効果があることを確認しました。

2. ラットの交感神経・副交感神経の活動に与える影響

ウレタン麻酔ラットを用いて、副腎交感神経活動(ASNA)と皮膚動脈交感神経活動(CASNA)に対するMAI-BIOエキスの皮膚塗布効果や、腸迷走(副交感)神経活動(intestinal vagal-NA)に対するMAI-BIOエキスの腸管における消化吸収能や胃腸の運動(蠕動)効果を検討しました。

3. 口腔内環境改善作用

高齢化社会を迎えた現在、虫歯や歯周病で悩む方々が増え、それが原因となって起こる口臭も気になります。口腔内の乾燥(ドライマウス)、ネバネバ感、唾液分泌量の不足、また口臭などが気になっている20歳代〜70歳代の35名の方にMAI-BIOエキス配合ゼリーを試用していただき、感想をうかがいました。

4. 整腸作用

日常生活において腸の調子に悩みを持つ人は少なくありません。そこで、腸の調子が気になる人および特に気にならない人総計60人にMAI-BIOエキス配合サプリメントを1日6錠、1ヶ月間試用してもらい、試用後の腸の調子の変化についてアンケート調査を行いました。

5. MAI-BIOエキスの筋肉疲労予防効果

MAI-BIOエキス配合ボディクリームによる筋肉疲労の予防効果を確認する目的で、運動を行う前日にクリームを膝の裏側、アキレス腱、つま先、土踏まず、足首周辺、あるいは股関節などに塗布し、運動(ソフトボールの練習)後2日間の筋肉疲労の程度を数値化して報告してもらいました。

6.MAI-BIOエキスの皮膚健康維持作用

肌の吹出もの、しみ、そばかすなどの色素沈着やしわなど、肌の状態が気になる人は多いと思われます。そこでMAI-BIOエキスを配合した化粧品を試作し、皮膚の健康維持に関する効果をモニター試験しました。

7.MAI-BIOエキスの抗酸化作用

体内で作られる活性酸素は体内に侵入した微生物などを殺す重要な役割を担っていますが、これが過剰に作られたり産生の調節が効かなくなると体に害を及ぼします。この過剰な活性酸素を除去する力を抗酸化作用と言います。MAI-BIOエキスが抗酸化作用を有するか否かについて、1, 1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジル(DPPH)を用いたラジカル捕捉活性を測定しました。

8.MAI-BIOエキスのペットおよび実験動物のアレルギー、皮膚炎症状軽減作用

アトピー性皮膚炎はヒトおよび動物に多く見られる皮膚疾患で、一般的に完治することはなく、悪化するとさらに治療が困難となる病気です。アトピー性皮膚炎モデルマウスを用いて、MAI-BIOエキスのアレルギー症状軽減効果を試験しました。

9.MAI-BIOエキスによるペットの糞便臭軽減作用

MAI-BIOエキスをペットに与えると、軟便や下痢便の状態が改善されるとともに糞便臭も緩和されるなど、腸内環境の改善をうかがわせる多くの飼い主からの報告があります。そこで、18の動物病院で31頭のイヌを対象にそれらの効果を試験しました。

10.MAI-BIOエキスによる乳牛の乳質改善および乳房炎抑制効果

乳牛の乳房炎は酪農家に甚大な経済的損失を与える病気です。なかでも分娩前後に多発する乳房炎の要因の一つとして免疫機能の低下が指摘されています。MAI-BIOエキスを分娩予定日の30日前から分娩90日後まで、毎日飼料に添加して投与し、その間乳房炎の発症と治療経過、乳量、乳成分、乳汁中の体細胞数、および血液成分を観察し、MAI-BIOエキスを投与しない対照牛と比較しました。

11. MAI-BIOエキスの魚類感染症予防効果

魚類にも色々な感染症が存在し、養殖魚や観賞魚で問題になります。
MAI-BIOエキスが感染症予防効果を有するか否かを試験し、有用性を確認しました。

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